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Photo:母倉知樹
敷地はクライアントが幼少時に「基地」を作ったり、鬼ごっこなどをして遊んでいたボイラー工場跡地の一部、18坪の狭小敷地です。その場所にアトリエ併設住宅を建てるにあたって求められたことは、『工場の素材や空間構成を使って子供の頃のようにわくわくする家にしてほしい』『敷地前に広がる「堤防と空」を建物に取り込んで欲しい』という2点。
18坪の小さな敷地でしたが、スキップフロアや大きな吹き抜け、トップライトによって、床面積以上に広がりある空間になりました。
開放感抜群の自慢のお風呂や、使い勝手にこだわったオリジナルキッチンを作ったことで、友人を家に招くことが多くなりました。人生の中で最も長く使う道具としての「家」の大切さを日々感じながら楽しく暮らせています。
建築主の心象風景である『工場の記憶』を、鉄、波板、合板、コンクリートなどハードな工場の素材を使いながらも緻密に作り込むことで違和感なく生活の中に溶込ませました。水平に広がる堤防の緑のカーペットはダイニングのインテリアの一部となり、バスルームからは切り取られた空が変化する天井仕上げとなります。北向き敷地でしたがトップライトから落ちる光によって明るく開放的で緊張感のあるインテリアに仕上げました。
受賞/DAIKINエアスタイルコンテスト2008優秀賞
JCDデザインアワード2009 BEST100 入選
掲載/モダンリビング184号 2009年4月号
(アシェット婦人画報)
年鑑日本の空間デザイン 2010 ディスプレイ・
サイン・商環境 2009年12月(六耀社)
モダンリビング別冊エムエル プラス ビュー VOL.1
「身近な建築家70」2010年5月
(アシェット婦人画報社)